ファイヤーキング ジェダイ

コンディション解説・用語

製造時からあるもの、使用によって出来たもの、この違いをマスターしましょう。
古い物ほど練ムラが多くホワイトラインやホワイトスポット・シワが多くありますが、これは標準的なもので使用によるコンディションに影響しないため軽度であれば表示がされていません。
また、劣化線は経年劣化によりできる標準的な物ですが、目立つものは誤解(ヒビではない)を避けるためにも表示される事があります。

ファイヤーキングやオールドパイレックスは半世紀以上も前に作られ、大切に残されてきたものです。すべて流通済みの商品なので「新品」はなく、全てが「中古品」です。米国から日本に渡り、今後も何十年も残してゆくためには、工場出荷時からの傷やこれまでの保存傷、使用痕をも受け入れ、当時の品質を楽しみ、今後も残してゆこうという気持ちが大切です。

「劣化線」「ストレスクラック」
ヒビと見分けづらいので注意!1mm以上の深さならヒビの可能性も

  • 経年劣化によってできたガラス表面上の薄い亀裂。衝撃によるヒビではなく見た目以外の問題はない。
  • ミルクガラス製品全般に見られるごく一般的な現象。特にサファイヤブルー製品に多い。
  • ハンドル付け根やボトムの湾曲部分などストレスがかかりやすい部分に多くできる。

「ヘアーライン」
ガラスの練りムラ。ホワイト製品の場、ヒビと間違えやすい

  • 製造時のガラス練りムラによってできた線。
  • ミルクガラス製品全般に見られるごく一般的な現象。特にアイボリー製品に多い。
  • ガラス表面に見えるものと見えないものがあり、見えない物は光にかざすとわかる。ヒビと間違えるケースもある。

「ホワイトスポット」
ガラスの練りムラによる白い点。

  • ヘアーライン同様に製造時のガラス練りムラによってできたガラスのダマ。
  • ミルクガラス製品全般に見られるごく一般的な現象。特にアイボリー製品に多い。
  • 上部にある写真のサイズよりも小さな物が多く無数にある事もあるが見た目に影響するものではないため表記されない事が多い。
  • ガラス表面に見えるものと見えないものがあり、見えない物は光にかざすとわかる。ヒビと間違えるケースもある。

「フレアバイト」「フリーバイト」
ノミに噛まれたような跡という意味

  • 製造時にできたもの。鋳型から製品を外す際についた継ぎ目部分のバリ・ざらつき
  • ミルクガラス製品全般に見られるごく一般的な現象。特にホワイトDハンドルマグやスタッキングマグに多い。
  • マグの飲み口付近やボトム、ハンドル付近、ディナープレートやソーサーの淵にできる。

「チップ」「カケ」
衝撃によってできた破損

  • 物がぶつかったりするなどして出来る小さなカケ。
  • ファイヤーキングのフィルビーサファイヤブルーで一般的に見られる。強度の高い耐熱系ミルクガラス等は少なめ。
  • マグカップの飲み口(リム)や保存容器の蓋と容器が接触する部分に出来る事が多い。

「ヒビ」「クラック」
衝撃によってできた割れ目

  • 物にぶつかったりするなどして出来る亀裂
  • 劣化線と混同されやすい。ヒビは深さがあるため光に照らしてチェックをする。1mmでも深さがあればヒビの可能性が高い。
  • ジェーンレイカップやチャームカップなどハンドルが細いタイプのカップ付け根などによくある。

「金属痕」
金属がぶつかって出来た銀色の痕

  • 金属によってついた痕
  • 製造時に出来たもの、使用によって出来たものがある。写真右は使用によって出来た金属痕。
  • 製造時に出来た物は、比較的小さな黒い汚れのような物がつく。
  • 使用によってできたものには、鉄棚等の収納時にできたもの、鉄タワシなどで引っ掻いたような痕になる。

「着色」
製造時にできた色の付着など

  • 製造時にできた不純物等の付着によるもの。洗っても取れないため見た目に影響がでる。
  • 食べ物や飲み物によってについたシミ。多くは洗浄でとることができるが傷の細部に入り込んだものは取れない事がある。

「ツヤ落ち」
主に使用によってできたガラスのツヤ落ち

  • 長年の使用によるすれ傷の拡大、ハードな使用・間違った取扱いにより表面のツヤをなくしたもの。
  • 何らかの強力な洗剤・液体類に浸かったり、強力な食洗機などを繰り返す事で小傷が全体に広がりツヤが落ちる事がある。
  • 業務用のレストランウェアシリーズやDハンドルマグで多くみかける。

 

一般的なコンディション用語
状態のレベルを示す言葉と、おおよその意味

  • Dead Stock:新品
    流通せず工場に置かれたままの売れ残り品。箱付きでこう呼ぶ店も。
  • New:新品
    未開封品。
  • Mint:新品同様
    流通済の中古。傷なしという意味ではない。新品証明は難しい。
  • Near Mint:新品同様に近い
    Mintだがごく僅かな傷がある。
  • Excellent:美品の中古
    使用感がある。曖昧表現で幅が広い。
  • Very Good:中古品として並
    使用感は(普通に)多め。曖昧表現で幅が広い。
  • Junk
    問題のある中古。

決めがあるわけではないため店や個人によって基準は違うものの、ミルクガラス専門店や米国ではおおよそ上記のような感覚で用語が使用されています。Mintだから使用した事はない、という訳ではありません(密封された箱はなく、開封済みであれば使用の証明はできないため)。

アボカドホームカフェのコンディション基準

  • ★★★★★ SS 未使用同等の中古(Mint+/Mint)
    Sの中でもさらに良い物。製造時のロスが少ない。
  • ★★★★★ S 未使用同等の中古(Mint)
    使用感がなく未使用同様のもの。製造時のロスはある。
  • ★★★★☆ A 美品中古(Near Mint/Excellent+)
    使用感少なく非常に綺麗で出荷時の状態に近い。保存傷などあり。
  • ★★★★☆ AB 良品中古(Excellent/Very Good)
    多少のキズやスレなど多少の使用感があるが非常に綺麗。
  • ★★★☆☆ B 並の中古(Very Good/Good)
    経年どおりの使用感があり比較的目立つ傷やスレがあるが使用可能。
  • ★★☆☆☆ C やや難あり(Poor)
    艶落ちや多くの目立つ傷があるが使用可能なもの。
  • ★☆☆☆☆ D。故障品(Junk)
    使用に問題があるもの。コレクション用。破損がある。

 

 

 

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