ガラスが贅沢に使われている50年代前期物!通常の物に比べて分厚く重さがあり色が濃くなります。

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ファイヤーキング Dハンドルマグ(ヘビー) ジェダイ レギュラーボトム 1950年代前期 ABランク No.1044

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¥14,900 ¥9,800(税込)
  • 商品詳細

ファイヤーキング Dハンドル  ジェダイ ヘビー

1枚目写真のみ特殊フィルターがかかっているサンプル・イメージ写真です。写真をクリック拡大して複数の写真でご確認下さい。

  • 状態:★★★★☆ AB
  • レア:★★★☆☆
  • 国 :アメリカ
  • 製造:アンカーホッキング社
  • 種類:ファイヤーキング Dハンドルマグ レギュラーボトム
  • 色 :ジェダイ
  • 素材:オーブン耐熱ガラス
  • 刻印:1950年代前期
  • サイズ:H8.3cm Φ8.4cm 約275g ※通常のものより50gほど重いです
  • 容量 :200cc(8分目) カタログ値8oz=236ml
  • コンディション:飲み口部分の一部に砂粒の様な鉄粉が付着している箇所があります。裏面ボトムに擦れ跡があり、ややツヤ落ちしています。飲み口部分にはほんのわずか程度です。
    また、裏面ボトムを1周するように劣化線があります。目立たない場所に目立たない程度の細い劣化線です。内側の底面部・側面部に擦れキズがあり、一部白っぽくなっています。前述の点はありますが、いずれも見た目に目立つほどのものはないです。外側ボディはとてもキレイな状態で、ツヤツヤピカピカツルツルとしていますよ!
    また、外側ボディの飲み口付近にも擦れ跡があります。内側の状態と比べると、外側のボディ部分等はキレイな状態です。飲み口部分もツルツルピカピカツヤツヤですよ。目立ったダメージはないです。

 


ファイヤーキング Dハンドルマグについて

Anchor Hocking 1940年代~1970年代

ファイヤーキング マグ

取っ手のかたちが「D」型であることからDハンドルマグと呼ばれています。もともとの製品名はG1212/ジェダイ(アイボリーはW1212)。主に19450〜60年代に渡って販売されたロングセラー品で(ターコイズは1958年までの3年間)、米国アンカーホッキング社によって製造販売されました。素材はオーブン耐熱ガラス。耐熱ガラスでできているため熱の伝わりが柔らかく、口当たり優しいです。ファイヤーキングを代表とする大変人気のマグ。1950〜70年代を舞台にした米国映画によく登場します。

製造された時代は電子レンジが一般的にない時代の規格ですので電子レンジの使用はお控え下さい。

ファイヤーキング Dハンドルマグ ボトムの違いについて

Dハンドルマグ 違い

Dハンドルマグの裏を見ると、異なる2種類の形があります。写真左側の凹凸があるものがレギュラーボトム。右側の平らになっているものがフラットボトム(愛称シェービングマグ)です。発売された順番は、フラットボトムが先(1940年代)で、その後継種としてレギュラーボトム(1950年代)が発売されています。使用上の違いはありませんが、レギュラーボトムのほうがテーブルに対して接地面が少ないためより安定するようになります。ゆがんだり、刻印で凸凹になったり少しでも異物がつけばぐらつくこともあるため、当時の製造技術からいえば、完全にフラットに作る事のほうが難しくよりエラー品を少なくするためだったのではないかと思います。また、フラットボトム製品はレギュラーボトムに比べて重く厚い作りです。製造初期とあってガラスが贅沢に使われていたからではと推測できます。希少性から比べた場合は、当然初期の物ほど数は少なくなるためフラットボトムの価値が上がります。

ファイヤーキング Dハンドルマグ 「ヘビー」について

ファイヤーキング ヘビー

左は240g(一般的な重さ。透け具合がいいです)
右は290g(ずっしり感。フラットボトム級の重さ)
同じ種類のマグであっても50gも違います。違い20%。この写真は左も右も同じレギュラーボトムのマグなのですが、厚さがまったく違います。当然口当たりも違い、透け具合も違い、丈夫さ?も違います。この重たいほうのマグは60〜80個あたり1個見つかるという数が少ない物です。傾向としては、1950年代前期の刻印が入るものに見ることができます。1950年代に初期モデルのフラットボトムからレギュラーボトムにモデル変更が起きていますが、変更当初はフラットボトムと同重量のガラスが使用されていたため、シェービングマグ同様の肉厚感でした。その後ガラス量が減り軽量化したため2種の厚さの違うレギュラーマグが出来たと考えられます。一般的にこの差について認知されていませんが、当店ではこの違いがわかるよう商品名に「ヘビー」と入れています。

左「OVEN Fire-King WARE,MADE IN USA」50年代半ば以降の物、右「OVEN Fire-King WARE」50年代初頭頃の物

ファイヤーキングについて

「ファイヤーキング」は1941~86年に米国アンカーホッキング社が製造したオーブン耐熱ガラス製食器のシリーズブランド名で、現在は生産されていません(他社ライセンス品除く)。ぼってりとした形と「ミルクガラス」と呼ばれる色が特徴で、代表色は翡翠色をしたジェダイカラーです。


担当:Hana

私が商品を担当しました。


 ヴィンテージ食器についての注意事項

ヴィンテージ食器は長年大切に残されてきた品です。製造時のロスや時代経過の傷、使用による傷がある事が前提ですので、何卒ご理解下さいますようお願いします。

  • ユーズド品です 
    現行品のように見えても、半世紀以上も前に作られたヴィンテージ・ユーズド品です。一度流通しているため新品はなく全てが中古です。
  • 個体差について 
    当時の製造技術は現在と異なるため、同じ品であっても個体差があります。戦前戦後の製造の技術水準が現代と違う事をご理解下さい。
  • 製造時の出荷水準 
    製造販売元による当時の出荷基準により検品・出荷されたものです。現代の検品水準とは異なり、また完璧な製品はありません
  • メーカー保証外 
    製造会社は既にない場合がほとんどで、全品メーカー保証外、中古インテリア雑貨扱いです。当時にはない現代のキッチン機器は破損の原因になります。

 

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